143. 大浜△四等 <東松島市宮戸字大室2>

奥松島の宮戸島東端に嵯峨渓への遊歩道にある△点。

宮戸の大浜海水浴場の駐車場に車を停め、そこから歩きます。目の前の砂浜は夏は海水浴客でにぎわいます。

嵯峨渓への遊歩道の途中、護良親王にゆかりの大木があります。護良親王鎌倉幕府を倒した後醍醐天皇の王子で、建武の新政の政権では征夷大将軍を務めた人です。鎌倉幕府に続いて武士の政権を狙う足利尊氏と対立し、都から離れた東北地方で勢力を蓄えようとしますが拘束され、不幸な最後を迎えます。

嵯峨渓はこの遊歩道がある岬部分とその近辺の島々が美しいところで、遊覧船による観光名所として有名な場所です。



△点は、遊歩道の中で最も高く見晴らしのよい場所にありました。

△点の場所から更に奥に行くと、乙女の浜と呼ばれる100mほどの砂浜があります。両側は崖に囲まれ、プライベートビーチのような砂浜です。ここは遊歩道とはいえ山道を30分くらいかけないと着かない場所なので、夏でもあまり来る人はいないようです。


 

点名    :大浜
基準点コード:TR45741318401
緯度 / 経度 :38度19分27秒.9411 / 141度10分20秒.0812
標高    :50.17m
確認日   :2008/12/21