北ア 薬師岳編(① 折立キャンプ場)

8/4から、テント泊で北アルプス登ってきました。

 

予定では、折立から薬師岳ピストンを経て雲ノ平へ登り、水晶岳、三俣蓮華岳双六岳黒部五郎岳と周回してまた折立下山という予定でしたが、実際は現地の天気のせいで薬師岳となぜか燕岳となりました。

 

まずは、折立~薬師岳編。

 

8/4に仙台を出発し、東北自動車道から常磐自動車道北陸自動車道などをひた走り、14:00には富山県立山ICを降り、コンビニで最後の買い出しをしたりして夕方16:30に有峰林道を通り折立キャンプ場に到着しました。




↑車はほぼ満車状態の折立の駐車場の道路を挟んだ向かいに、芝の生えた広いキャンプ場が整備され、トイレも水洗で山奥のキャンプ場とは思えない感じでした。




↑キャンプ場のすぐ奥に薬師岳登山口の標識がありました。




↑バス停。日に何本かバスがくるようです。




↑みんな思い思いの場所にテントを張り、夕食を食べたり、語らったりしています。自分もテントの前からこの写真を撮っていましたが、この後、キャンプ場への闖入者のせいで、テントを移動する羽目に。




↑闖入者というのは・・・。夕飯を食べ終えると、突然隣のテントのほうから「クマだ!」という声。ふと見ると、テントの裏の茂みから黒い塊が・・・。






↑人間が自分を怖がって何もしないと学習してしまったようで、大声を出したり爆竹を鳴らしたりロケット花火を飛ばして驚かせようとする人間をあざ笑うように、準備中の夕飯を漁っていました。




夜中、クマがまたやってくるのが怖かったので、テントを道路の近く側に移動して寝ることにしましたが、これからまた最悪の夜の始まり・・・。



明日の早朝からの登山に備え多くの登山者が寝ているテントのそばで、2人組の登山者が、クマが怖くて安全なところにいたいためなのか、みんなのテントで囲まれた中で宴会を始めたのです。周りの登山者が寝ていることを全く気遣わない普通の声で23:00までベラベラお喋り(どこぞのSSCとかいう山のグループにいるとかなんとか)。

 

さらに、そのお二人、クマが怖くて車の中で寝たようなのですが、「もう寝よう」と言って、キャンプ場のすぐそば、テントから数メートルも離れていない場所に停めた車に行ったあと、寝る準備をしていたのでしょうが、車のドアを何度もバタンバタンと開け閉め。その非常識な音がまた深夜の折立キャンプ場に響き渡っていました。