北ア 表銀座へ移動編

折立へ一度下山し、今度は一気に長野県松本市近くへ移動し、表銀座で有名な燕岳へ一泊ピストン登山することに。

 

まずは、有峰林道を南下し、奥飛騨越えです。途中、有峰湖南岸にある東西半島遊歩道を歩いてきました。

 


↑遊歩道入口の看板、往復30分ほど?




↑有峰林道の竣工記念碑




↑木漏れ日の中の遊歩道歩き。あまり歩く人いないのか、蜘蛛の巣がたまに・・・。




↑半島の先端に小さなベンチと△点。高い木が生えていて、あまり眺望がよくありません。木が無ければ、有峰湖と薬師岳が綺麗に見れる場所なんですけど、眺望のために木を切り払ったら、それこそ自然破壊ですね。




↑遊歩道の途中、ちょっと眺望きくところから見た薬師岳。昨日登ったばかりなのに、下山してきてしまうと、何か遠いところのように感じました。





奥飛騨を超え、飛騨高山と松本との県境にある安房峠穂高の峰々が突然眼前にあらわれ、表銀座きたー!って感じでテンション一気に高まりました。

北ア 薬師岳編(④ 太郎岳ピストンと折立下山)

朝3:50時起床。空は青い空半分、時折雲に覆われる感じで、今日こそ北アルプスの最深部、雲ノ平へ行けると確信して、朝食をとりザックのパッキング。そして、いざテントの外に出て、テントの撤収をしようとしている時、パラパラと雨が降り始め、5分もすると強い雨に・・・。
あわててザックをテントの中に入れ、テントの中で様子を見ていましたが、7:30の段階で、最終決断。雲ノ平へ行く途中の沢は増水すると危険で、このような天気が続くようだと、雲ノ平まで行けたとしても、その後の周回コースを日程内に戻れない・・・。結論として、残った日数、別の山域への1・2泊山行に変更し、とりあえず折立へ下山することに。

 

この様子見の時間、テントの外の雨の様子をぼーっと見ている時、チョコチョコっとやってきて、テントの中を除く小動物が・・・。雷鳥と並び、北アルプスでみられる「オコジョ」でした。生で見るのは初めてで、ちょっと感動。テントに何を見に来たのでしょうか。。

 

コースタイム
薬師峠キャンプ場 太郎平小屋 太郎山頂上 太郎平小屋 五光岩ベンチ △点 折立
8:06 → 8:30 → 8:45 8:50 → 9:01 9:12 → 9:57 10:24 → 11:27 11:43 → 12:50

 


↑空が一気に晴れてくる中、太郎平小屋にザックを置いて、サブザックで太郎山までピストン。途中、雲ノ平へ行く道と北ノ俣岳への道との分岐を、北ノ俣岳方面へ進みます。




↑木道のゆるやかな登りの途中振り返ると、太郎平小屋とその向こうには昨日登った薬師岳




↑小さな手作り標識。





↑標識のところを曲がると、5分もせず小さなケルンのある山頂。




↑太郎平小屋に戻って、結局今回は登れなかった黒部五郎岳などに別れを惜しみます。




↑さっき登ってきた太郎山。




↑木道を折立目指して下ります。天気がよくて写真撮り過ぎてなかなか進みません。




薬師岳も、右手にずっと見えています。




↑雲と同じくらいの高さ?折立付近は曇っていそうな感じですが、ここ、雲の上はとてもよい天気。




↑五光岩ベンチ。ここで大休止して、薬師岳に最後のお別れ。

289. 薬師ケ岳△二等

薬師岳の山頂にある△点。

 


↑祠の右側、写真の男の人の脚のあたりにあります。




↑かなり適当な補修がしてあって、文字も何も見えません。百名山の△点なのに・・・。
 
点名    :薬師ケ岳
基準点コード:TR25437546301
緯度 / 経度 :36°28′09.2891 / 137°32′42.3996 
確認日   :2012/08

北ア 薬師岳編(③ 薬師岳ピストン)

4時に起きると、外はまだ雨が降っていました。予定では今日は雲ノ平までだったのですが、雨の中歩くのは基本しない方針だったので、今日はこのキャンプ場に停滞して、天気回復したら薬師岳へピストンすることに。

 

コースタイム
薬師峠キャンプ場 ケルン 薬師平小屋 薬師岳頂上 薬師平小屋 ケルン 薬師峠キャンプ場
8:52 → 9:50 → 10:40 → 11:27 11:35 → 12:10 → 12:34 → 12:50

 


↑8時を過ぎたころから雨が上がって時折青空も見える天気になったので、早速サブザックに水と行動色、カッパなどをつめて薬師岳へ出発。薬師峠キャンプ場から暫く岩の多い沢沿いの道を登ります。
写真は振り返ってみた太郎平小屋。




↑登る道は最初はこんな感じ。この道、20年ちょっと前に下ってきているんですが、やはり何も思い出せません。





↑沢沿いの道が終わると、カール沿いの稜線歩きになります。雲ノ平の端のほうが見え隠れしてなかなか良い景色。




↑地図にあるケルン地点のそばにちょっとだけ木道があります。




↑稜線に近づいたころ、遠くでゴロゴロと雷鳴が聞こえだしました。




↑薬師峠小屋。まだ泊り客が到着する前の時間なのか、大きな山小屋なのに、とても静かです。薬師岳へは、この小屋の後ろに見えるザレ岩の斜面を登っていきます。




↑斜面を登り切って稜線へ。完全にガスってるなか、雷鳴が刻一刻と近づいている感じでちょっとドキドキです。




↑山頂到着。3000mにあと70mほど足りませんが、立派な百名山




↑名残惜しいですが、雷が来る前にキャンプ場に帰りたいので、そそくさと下山。




↑稜線を歩いていると、空が明るくなって青空が出てきました。薬師岳山頂にいる時だったら、景色良かったのに・・・と悔しい気持ち。




↑稜線の端に小さな避難小屋。




↑太郎平小屋が見えてきて、ちょっとホッとします。




↑夕暮れ近く。今日の黒部五郎岳



このあと、夕食を食べ終わった頃から雷雨。明日はやむんだろうなぁと不安に思いつつ就寝。

288. 青淵△三等

折立から太郎平小屋への途中、1869m地点にある△点。

 

 

山歩きの記事は 北ア 薬師岳編

 

点名    :青淵
基準点コード:TR35437537901
緯度 / 経度 :36°28′37.7615 / 137°29′33.9000 
確認日   :2012/08